夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

私的なドラゴンズ日本シリーズ戦記 2010年

あれから2年がたった。ドラゴンズ日本一から。


堀内政権で衰退したかに見えた巨人は原監督のもと2008年、2009年と優勝。2007年もセリーグ制覇は巨人だったので実質3連覇の巨人。ドラゴンズもAクラス確保をしてCSに挑んだが、巨人のパワーに敗れ去った。


この2年ドラゴンズは何をしていたか・・・まず2008年スタートは悪くなかったと思う。福留はMLBへ。夏に開催される北京オリンピックに参加を表明した主力が抜けたことは、結構痛かったかな。そこで川上、岩瀬が打たれてしまい精神的ショックも大きかったと言われる。CSでは阪神を破り、巨人とFINALを戦うも敗れた。


2009年 さらに川上がMLBへ。しかし吉見が台頭しており新エースの働き。新外国人ブランコのスカッとするホームラン量産もあったが2位でCSへ。またも巨人にFINALで敗れる。


迎えた2010年。エース吉見、チェンを擁して、セットアッパー浅尾、高橋、抑え岩瀬。打者では去年西武からFAした和田、豪快なブランコ、勝負強い森野を揃えていた。夏ごろまで強いのか弱いのかわからない状態が続く。このころから格安のお試し外国人の起用などもあり不思議な状態が始まった。セサルというメキシカンリーグから来た選手の起用をめぐりファンからは”おかしいやろ、あんなザル守備の選手起用て!”という批判も出る。私もなぜだ?と疑問に思った。勝てる試合もわざわざ落としているように思えた。


しかし、かなりの練習量をこなしていると言われるドラゴンズは夏場から地力を出し始める。巨人や阪神を簡単に3タテくらわすゲームも多く見られ、8ゲームあったゲーム差を逆転して8回目のリーグ優勝。不思議だった。すごい勢いがあるわけでもなく。淡々と優勝してみせた。CSも巨人に勝ち、日本シリーズへと駒を進めた。


日本シリーズの相手は3位から出場を果たしてきたロッテ。1974年のシリーズでは負けている相手だ。しかし、相手は3位から来たチーム。負けるわけにはいかんだろ。それどころかスイープしないといけない。


もう一つは2007年は2位からの日本シリーズ制覇だったため、1位からの完全制覇というものを私は望んでいた。あるマスコミは2007年は2位からという記事を言いたがる人がいたものでね。黙らせてやりたいと。


ナゴヤ始まりで開始した日本シリーズ。ナゴヤでは1勝1敗。始まり方が気に食わなかった。昔のシリーズに出た中日の始まり方に似ていたからだ。


3戦目から千葉に移った。ここでもロッテ先発のサブマリン、渡辺に簡単にやられてしまう。これはまずい。


4戦目も押され気味。同点で延長へ。10回裏だったか?絶体絶命のピンチがあったが高橋がなんとか切り抜けた。11回大島のセンターオーバータイムリーが出て逃げ切った。こういうドラゴンズを見たかった。らしい戦いだった。


しかし5戦目は大差で敗れる。ここまで見て、ロッテというチームには役者がいるということに気が付く。渡辺俊、今江、西岡は2005年に日本一を知るメンバー。WBCにも参加していた。井口はMLB帰りの百戦錬磨。新人清田にはこのシリーズ、ボコボコに打たれる。それにロッテの見事な応援が重なる。これもドラゴンズの悪いところだが、役者に対してやられ役になりやすい体質がある。新庄の時も、長嶋さんの時も。それと勢いに押されやすいところもある。


ナゴヤへ戻った。頼りはチェンと吉見だ。まず6戦目にチェンvs成瀬。投手戦だったが継投に移ったのちも譲らず、延長15回引き分け。よく引き分けたとは言えない。自慢の投手力が疲弊していく。


第7戦 吉見VS渡辺。このシリーズ吉見の調子が悪かったのが響いた。しかし今回は渡辺も捉えて、初回から打ち合いをなり、一時6-2とリードで中盤へ。しかし吉見が持たず逆転を許す。最終回1点差で追い詰められたドラゴンズ。ロッテは抑えの切り札、小林を投入。終わったと思った。が先頭和田が三塁打。ブランコの大飛球により和田生還で同点。いや・・・ここで決めてほしかった。またも延長に入るが、浅尾が続投で回を股で行く。その投げっぷりは・・・1988年に日本シリーズで追い込まれた郭を見ているようだった。12回浅尾が力尽く。そのままロッテの勝利。日本シリーズは終わった。


しかし後年、この名古屋での延長戦を見て感動したとか、ファンになったとかいう人もいる。かなりテレビ放送も盛り上がっており、視聴率も良かったはず。野茂の解説もあったが・・・アナウンサーが野茂に質問、リリーフ投手についてどう思うかというものだったが、野茂は”僕は先発なのでわからない”という不愛想な返事がなぜか私の心に残っている。私的には大不満のシリーズ。それに気掛かりになり始めたのは、中日のレギュラー陣が歳をとり始めているということ。早く次世代を育てないとという危機感もこのころから言われ始めている。それと落合監督はもう7年監督をやっている。もちろん中日をここまでにしてくれたことには大感謝なのだが、ちょっと天皇的な存在になりつつあった。それはいいとも悪いともわからない。ベテラン重視の起用も気になるところだったし、信用の置けない新外国人を無駄に起用した点がわからなかった。


しかしドラゴンズはまだ不思議な力を持ってはいた。