夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

ダルビッシュが語るセパ格差

最近上がる動画では、セパの格差を述べるものが多くなりました。


里崎チャンネルのセリーグの投手がそれなりに打撃の仕事をすればという意見は私も賛成なんですが、その後、中日の投手陣の話をちょこっと耳に挟むと、できれば打席に入りたくないという意見も聞かれるし、それが投手の本音なのかな?って感じですね。セリーグの投手が打撃でパに差をつけるのは難しそうだなと思います。


ダルビッシュが1か月くらい前、上げていた動画がクローズアップされていたので見ました。セパの選手の違いには、単純に球が速い遅いとかホームランの多さではなく、その強度とフィジカルの違いにあると。ダルビッシュが日本球界に在籍した2005年から11年あたりの話で、当時の各球団のウェートトレーニングルームというのはそんなに大きくなく設備もたいしたことないし、トレーニングする選手もそんなにいないというものだったらしいです。確かに昔の選手は筋トレはしないほうがいいという風潮があったかもしれない。


その中でソフトバンクはかなり近代的ジムを完備しており、いろいろなサプリメントも置いてあって、一時期はパーソナルトレーナーとかも置いていたほどだったらしい。当時の主力の小久保や斎藤といたっところがそこで進んで練習するので、若手も積極的に参加していたようです。ダルビッシュいわく、ただトレーニングするだけではだめで、栄養と休息も自分でよく勉強しないと本当の身体はつくれないとのことでした。ソフトバンクにはそういった環境が整えられていたということだと思います。


次にダルビッシュはセパの体質の違いについても述べてました。パリーグはビジター相手チームにもトレーニングジムやグランドを開放し、さらにはダルビッシュは当時、ソフトバンクのトレーニングインストラクターの人とも仲良くなり、いろいろ情報を得ることができていたようです。しかしセリーグの本拠地へ行くと、トレーニングジムを貸してくれないどころか、グランドにも時間が来るまでベンチの前さえも出させてもらえないというものだったらしい。その体質は当時まだ予告先発を敷いてなかったセリーグの秘密主義的戦略にあったのかなあと。でも交流戦でセのチームがパの本拠地に来たら、気兼ねなく施設もグランドも使っていくところに、どういうことやねんと思っていたらしい。相手にいい調整をさせたくないという意地悪な面をもつセに対し、お互いベストな状況でぶつかり合おうというパリーグ。この話聞いて、ちょっとセリーグ!どういうことや!って思ってしまった。


感覚的にはビジターで来てくれるチームを優先してコンディション整えさせてやってほしいというのがある。遠征してくるだけでちょっとハンディーなんだから。でも昔はどこもそんなんだったかもしれないけどね。大昔のナゴヤ球場の相手の控室などは、5点のアドバンテージが欲しいと言われるほど、ひどいものだったらしい。星野さんの改装で無くなったとは思うが・・・


また上記セリーグの本拠地の差別について、フォローはしてくれたけど・・・いいんだよダルビッシュさん!私も中日だと思ったよ。というかセリーグ全球団そうだったらしい。中日の場合は落合さんの秘密主義もあったしね。でもパリーグ本拠地では平気で施設を使うなんて、それはちょっと厚かましいですね。その辺は球団同士の話し合いが足りないということだったかもしれないとダルビッシュ。おそらく、その辺は平等にしましょうという話し合いが無かった。セはセ、パはパということで進んでしまったんでしょうね。今はどうなのかな?その辺、ちょっと知りたいですね。


まあ、こういうこともあり、パリーグはホームアンドアウェーでも開放的でソフトバンクに倣って全球団、そういうフィジカルや強度を強めていったということになるのでしょうか。それはここ2,3年の話ではなく、胡坐をかいたセリーグを横目に地道に10年から20年かけて作られた強度。たった2,3年で追いつけないということでしょうね。


時間はかかるかなあ。いや、かかるよねえ。

×

非ログインユーザーとして返信する