この大敗は何を意味する
神宮でのヤクルト戦。0-16の惨敗。しかも3試合連続完封されてしまった。1,2戦こそ接戦ではあったが、これはいかん。スタンドのファンも愛想をつかしていた。
BSで放送され、地域限定なのか、全国区なのかはわかりませんが、公開さらし者になってしまった中日。こういう試合を見るとね、小さい頃の私なら、負けてる方を応援する。事実、まだ野球をよく知らない時、中日VS阪神がテレビでやっていて、確か8-1で中日リードだった。その時、阪神を応援していた。なので私が最初に応援したチームは阪神だったということになる。その時見たバッターも覚えている。ブリーデン選手だ。引退後、アメリカで保安官になったブリーデン。一緒に阪神にいたラインバックは私が初めて球場で野球を見たときファインプレーを見せてくれて、これがプロかと思わせてくれた選手だった。
でも、後年、おそらくこの試合だろうと思って調べたら、阪神がリードしてたみたいなんですよね。
と、都合良く応援してくれるのは、私みたいな慈悲深い少年ばかりではない。大概の人は、中日よわ~~~~!っていう感想だろう。
これに堪忍袋の緒が切れたファンが、中スポWEBの画面で与田監督を叩きまくる。ひっそりとテレビもラジオもなく行われた試合であれば・・・・インターネットも無ければ・・・朝新聞観てびっくりで仕事や学校に行かなくてはいけないので忘れてくれるだろうが、BS放送がまずかったね。まあ視聴率も良くはないだろうけどね。
この大敗は、どう考えればいい。
早々と10点、16点を取られたら、ちょっとはやり返すし、相手もちょっとは手綱を緩める感じはする。終盤に向け5点、いや6点。うまくいけば8点くらい返せるか?それだけでもいい。と思ったが、完封されたのがまずい。しかも3試合連続で完封されてる。それはやはり、みんな怒るわ。というか、もう勝手にさらせ!ってなるね。
しいてあげれば、もう20点取られろとやけになっていたが、8回、森が無死満塁を無得点に抑えた。代打渡辺勝がファーストゴロでも全力疾走で間一髪アウト。ここがちょっと心意気を感じたかな。
与田政権に最後の審判が下されたかもしれない。
何度か早めに諦める試合が今季はあったかもしれない。余分な危険や、無駄な体力を使わないため、それもアリだ。でも今日は1点でいいから獲りにいかないかん試合だったかもね。
今の時代に合わせるのはしょうがないけど、スマートでは渡り切れない時がある。プロ野球はそういう修羅場の連続かも知れないしね。それを跳ね返す、熱さや練習量を持ち合わせてないと乗り切れない。形だけでは、多分、乗り切れない。
この3連敗は重い。打開するには20連勝しかないね。まあ無理だけど。
とりあえず、いつも球団経営者が待ち焦がれる巨人戦で、まずは1勝することだ。