掲げるとすれば
CS参戦へ僅かながら可能性を秘めた中日。全勝して獲得も借金のチームとして、参加しなくてはならない。認めたくないというところもあるが、何か掲げるとすれば無いわけでもない。と思いたい。
広島に勝ち越している。これはまず、いい錦の御旗だ。今シーズン、広島はたまたま中日戦前に調子を悪くしていた?という点もなきにしもあらずだが、よく勝ち越したと思う。また、笠原の成長には欠かせなかった。
ヤクルト戦を勝ち越すこと。ヤクルトとあと3戦ある。しかもナゴドで。今シーズンは両チームとも内弁慶で勝敗を決めている。3連勝するしかないが、最後まで内弁慶合戦で勝ち越してほしい。また、神宮ではコテンパンにやられたイメージだが、およそ9回のリリーフ崩壊による信じられない負けだった。いわば十中八九勝利を掴んでいるのに負けた試合が多い。もし3位で参加してもヤクルトには勝つ権利があるというか、散々、苦渋を舐めた神宮でリベンジしたいものだ。
1位は広島、2位ヤクルトだとするとそれに勝ち越した中日は、ほうなかなかじゃん。ということでCSに入れる。
あくまで参戦できての話なんでね。今週終了後には、はぁーってため息つくことになるかもしれない。それつく前にこんな可能性秘めてたということですね。
また、チームの成長ということで見れば、まずはCSに参加。翌年さらにジャンプという見方もできる。散々、最下位で地べたを這いずり回っていた中日が力をつけてシーズンを終えたとなると、ロングスパンでは期待が膨らむ。その腕試しの場所でもあるし、プレーオフに参加する若手にはいい経験だ。
来年、再来年、5年先を見据えれば、今回CSを目指し、勝ち取ることに、大きな意義はあると思う。