夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

盲点を自力で克服できないか

今年の中日二軍はウエスタンリーグ最下位。大型連敗を喰らったことが響いて借金25までしてしまった。ここ近年、小笠原監督就任により勝ちにこだわる試合で上位を確保してきた2軍だが残念だ。


今年は特に野手については一軍、二軍の入れ替えがほとんどなかったような気がする。一軍の選手の怪我で長期離脱というのがほぼ無かったということもありますね。二軍の野手に関しても、いつものメンバーが顔を揃えており一も二も固定されていた感じがいがめない。谷、阿部あたりは調子がいいとかなりのパフォーマンスが見れる選手なので一軍でもみたかった。代償としては高橋周平の一軍定着はあった。内野自体は正直、飽和状態になっている。直倫は完全に守備固めだが打撃がからっきしだった。その辺、阿部、谷あたりをあげて代打で活かす手もあたように思う。ただ今年の谷、阿部の打撃成績を見ると、どうも全然みたいですね。これでは上げられないなのか、飼い殺しに嫌気がさしてしまったのか。


捕手は一軍、松井雅人、大野、武山と3人一軍。二軍には杉山、桂、木下、加藤などがいる。杉山、桂は谷繁監督時代にレギュラーを二分していた。桂は怪我もあったが、杉山は完全に何かを見失ったような気がする。あそこまで一軍で活躍も見せていたのに勿体ない。木下も大型捕手でパンチ力もある。松井や大野や武山がどうのということでもないが、打撃面で十分対抗できる力を持っているとは思うのだけれど・・・


谷、阿部、杉山、木下この辺の打撃が売り物でもある野手なんですが、誰か外野にコンバートっていう手はないんでしょうかね?1人でいいとは思うのですが。杉山あたりは俊敏な動きも出来そうな気がします。外野は埋まっているが、控えが藤井と工藤。もうベテランの2人。上記4人も若手とは言いにくくなっては来ているが、ここらで何か動きを出さないと、トレードなどの要員になりかねない。自分の守備位置に拘りがあるのはわかるが・・・・


投手力意外に、中日の盲点となっているのは、一見、外野は入る余地が無いように見えるが外野控えが何となく薄い。それと代打要員が非常に非力。だったことがあるかもしれない。上の4名、またはそれ以外の選手でもいいが、守備位置や価値観を変えてでも割り込んでくる度量を持った選手もいなくてはならない。遠藤はその辺を目指したんですけど、上がってこんなあ・・・


投手力に関しては大野。彼は勝ち負け五分五分の成績が多いが、それでも何勝かできる力を本来持っている。彼がまったく機能しなかったというのは痛かったですね。怪我ではなく調子で機能しなかった。ここ3年ほど大野はこのような調子。それでも7勝づつはしていたので最悪その程度の勝ちは期待できたはず。よく抜く球があればとか大野は言われるが、来年あたりなんとか再ブレイクしてほしいものです。スタミナがあり完投できる投手だけに。そのほかにも、多分、怪我だったんだろう阿知羅。昨年は2軍で9勝くらいしていたかと思うが、見てみたい選手なんだが・・・


結局、今年も走れないドラゴンズで終わってしまった。今、二軍で一番、高松を試しているが、打撃がどうもからっきしのようですね。巨人の鈴木のように足のスペシャリストを目指すのもいいとは思う。また彼も、内野に拘らず外野も視野に入れればどうなんですかね。とにかく代打もそうだが、代走要員のスペシャリストがいても、面白い。


一軍が固定されていた!と喜んでいいのか?固定されていれば強いはずだが・・・結果は現在最下位。おそらく最下位で終わる。野手固定に対し、投手力の非力が目立ってしまった。それ以外にも、いろいろ盲点はある。今の人員を上手く使っていくのも手だとは思う。もともと10%の底上げがキッカケで中日も強い時代を築いたんだし。補強したからといって成功するとは限らない。

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