夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

最強リリーフ陣を築け

まだ4月だけど、近年の低迷と下馬評の低さで苦戦必至だった中日はここまで2位タイと健闘してます。この先、また低迷もありうるかもしれませんが、まあそれはそれで。


昨年、手痛い逆転負けを多く喫していたのでリリーフ陣の強化がここまではうまく行っていると思う。


オープン戦を通じて、慣らしてきた効果が出ている。クローザーに鈴木博志を固定して自信を持たせることに成功。この先は博志の体力が持つかどうかですね。もともとあまり体力が無いとは聞いているので、夏場にどうなるか。


セットアッパー陣は阿波野投手コーチが構想する1998年の横浜ベイスターズのような強力なリリーフ陣でしょう。あの当時、横浜のリリーフ陣は阿波野コーチも入っていたが、島田や五十嵐、抑えに佐々木。もっといたけどそれぞれがローテーションのようにうまくかみ合い、負担をかけないような状態をキープしていた。また打線も凄かったので、少々点を取られても、横浜打線がマシンガンのように打ちまくるという助太刀もあった。


田島ー又吉 従来の中日リリーフを守ってきた2人。本来この2人が軸となるはずであったが、昨年はとにかく不調。今年に関しては田島は復調していると見ていい。又吉は今年も先発をまず目指したため、出遅れている感じはあるが、春先の又吉はあまり良くないイメージが強い。夏場にかけてエンジンがかかってくれれば。今好調のリリーフが疲れてきたときに調子が良くなれば、うまくかみ合うのかな。


祖父江ー佐藤 祖父江は近年もリリーフとして欠かせない存在。しかしある一定時期は疲れから不調に陥る期間が毎年見られる感じがする。対して佐藤は昨年、クローザーを一時期任される経験を積んで今季に挑んだが、今一つ調子が出ていない。又吉と同じく、夏場にかけて調子が出て来れば。


谷元 今季は日ハム時代の谷元を彷彿させるようなピッチングのような気がする。何度か窮地を谷元で凌いだのではないでしょうかね。谷元の存在は確かに大きいな。勝ち負け関係なく登板できるのも大きい。精神的負担を担ってくれているような気がする。


マルチネスーロドリゲス 昨日の試合で剛速球リレーが見れましたね。この2人はまだ本調子ではないかもしれないが、熱い国の人だから、夏になるほど威力のある球を投げるのではないでしょうかね。そうなれば超勝ちパターンのリレーになってくれるのかなと妄想したりします。問題は外国人枠。現在は週始め2連戦が続いたので、ロメロを一旦抹消してマルチネスが上がっているが、月末にロメロは戻ってくる。そこでマルチネスをどうするかですね。打者でアルモンテをそのまま残すかどうか。投手力を優先させるか。最近のアルモンテの起用を見ると、完全に控えになっている。このままマルチネスを残す形になるような気がする。アルモンテは出場し続ければ、打撃でそれなりの成績を残すだろうが、思いのほか日本人野手が機能していることもある。守備で言えばどうみても日本人外野手がいいのに決まっているし、先日も難しい当たりとはいえ、追いつけるのではないかという打球を簡単にあきらめているようにしか見えなかった。物静かで力持ちであったがここはマルチネスを残したほうが、チーム力は維持できると思う。


組み合わせはいろいろだが、どのリリーフパターンも勝ちに繋げることができそう。負け試合の投手も必要といわれるが、負けるつもりで試合するわけではないしね。その時は登板間隔のあいた投手で調整していってもいいとは思う。現段階では谷元、祖父江は勝ち負けどちらでも行けるかもしれない。又吉、佐藤は調子がもう一つなので大差のついたゲームとかでも投げてもらうことになるのかな?


昨年までは序盤にはっきりした負け試合というのが結構あり、モチベーションの低い登板も多かった。昨年に関しては藤嶋のいい試験場にはなったのですが、今年はわりと点差をつけて勝てるという試合で、リリーフ陣も精神的に多少楽な展開にできてるかな。できればそういう展開が多くあればいいですね。接戦を勝ち抜くと精神的に強くなるという考え方も悪くはないのですが同時に肉体も疲弊するので、それの連続というのは避けたいですね。本当の最終コーナーでの決戦でそういうのが見られるといいですね。

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