夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

恩返しをくらう

日本ハムとの2戦目。3-6で逆転負け。昨年まで中日に在籍したアリエルに手痛い恩返しの3ランを許してしまった。


初回から細川の打点、松葉のセーフティースクイズなどで3点リードを奪い、今日は行けるかという感じだったけど、松葉は6回に向かうも途中降板。リリーフの藤嶋がアリエルに被弾した。


木下が骨折して、外国人勢が振るわない中、昨年まで在籍したアリエルが活躍ということで、なんとも複雑な心境にはなる。どうしても捕手をやりたいということで、外野や一塁の守備でアリエルを起用したい中日とは折り合いが合わなかった。DHもあるパリーグというのもアリエルの打撃を活かせるだろう。そう考えるとDHっていいね。日本人捕手も育成していかなくてはならないから、DHを使って捕手を交代させたりいろんなことできますね。


いいところはなかったような中日だけど、最終回、育成から支配下になった松山が登板。三者連続三振のデビューを果たした。けっこうモーションがダイナミック。ランナーが出てクイックならどうなるんでしょうね?今日の鮮烈デビューで今後も起用されるだろう。


3連敗で監督も批判の的となり、暗い雰囲気が漂う中日。明日は福谷が久しぶりの先発。新庄監督になんだかんだ去年から5連敗。福谷に連敗ストッパーを託すが、打線のほうでなんとか援護早めに頼む。

重盗に屈する

中日初の日本一に導いた杉下茂さんがお亡くなりになられていたと聞き、ご冥福をお祈りいたします。97歳という高齢でありながらこれまでキャンプにも訪問してくれていたので元気な方だなあと感心していました。


杉下さんの栄光は有名ですが、なぜか一番印象に残ってるのは、杉下さんの昔話で、甲子園遠征の時は甲子園で寝泊まりしていたということを聞いたのが印象的です。昔なので簡易的な寝床に寝ていたんだと思いますが、球場にすぐ寛げる場所があれば楽ですよね。


今、バンテリンでドラゴンズの歴史を展示しているらしいのですが、2007年の日本一のフラッグが展示されているらしい。1954年の日本一のフラッグも展示はしているとは思うのだけど、一度見たことがある。茶色になったフラッグ。古さを物語っていた。


また今日、元広島のエース、北別府学さんもお亡くなりになり、ご冥福をお祈りいたします。とにかく全盛期の北別府さんにはこっぴどくやられた中日。確かかなり連勝をされたと思う。子供のころ広島戦は勝てないという意識が強かった。その中に北別府さんの存在があった。北別府憎し!ではあったけど、逆に最強のエースだったとも。


そんな中で今日も交流戦は行われた。広島は北別府さんの追悼試合に勝利した。が中日は負けてしまった。こういう時も勝てんかねえ・・・なんだけど相手も今日は負けますというわけにはいかないしね。しょうがない。


試合は1-2でまたも1点差負け。
細川のライトスタンドへのホームランで先制をしたが、加藤の犠牲フライで追いつかれ、新庄監督の得意とする重盗のトリックプレーで勝ち越しを許す。何気ない失点のようで最後までそれが重かった失点。日本ハムは投手力を活かして、どんな形でも点を取り守る野球ができているのか。


7回。絶好のチャンスが訪れる。無死1,2塁。ここで村松だけど、昨日のデジャブをみるかのようにバント失敗からの三振。これは・・・村松の勝負強さにかけて打たせてほしいとこだった。


その後、代打石川。ついにヒットが出た。ピッチャー強襲ではあったけどどんな形でもヒットが出れば、一応吹っ切れるのではないでしょうか。明日以降もまだ代打になるかもしれないけど、途中から守備にも就いたので、スタメンもあるかもしれない。


7回の様子はラジオで川上憲伸が投手、捕手、打者の心理を細かく1球1球説明してくれて面白かった。日ハムの捕手が、元中日のアリエル。周平の打席の時に外角狙いを念頭に内角攻めで翻弄したことなどこと細かく解説してくれていた。一時期、憲伸の解説は冗談ばかりで嫌気がさしていたのだけど、技巧派解説になっていたので、今後も期待します。


さあ、木下も骨折。大島も足の状態悪い。ビシエド、周平は上がらず。中堅ベテランがまったくいなくなった。もしかしたら、ここからまた負け続ける日々が続くかもしれないですね。育成だからしょうがないという見方でいいのかどうかよくはわからない。

功名の一打は簡単でない

ロッテとの3戦目は延長12回の末、1-1の引き分け。


これは柳のためにも勝たないかんだろう・・・・って試合だった。しかしロッテも攻撃時、ZOZOマリンの名物アナウンサー谷保さんがこの3連戦コールしてたので、負けるわけにはいかなかった。初戦の負けでで簡単に崩れなかったロッテの投手力もあるけど、谷保さんの遠征してきた力もあったかもね。


柳完投したのに・・・清原さんいわく、ゾーンに入っていたというところまで行っていた。ただ初回に点を取られるという柳の悪い面も出たのは確かだった。それでもこの柳を援護できない打線はちょっと寂しいね。


序盤で美馬を捉えられず、ずるずる9回へ。9回の表の大ピンチをしのいで9回を投げぬいた柳に報いるべく、大チャンスを迎える。


一死満塁。しかし代打の加藤翔平、溝脇はあえなく凡退。これはこの二人の打者に期待しないわけではないのだけど、なんで昇格してきた福田を出さなかったのかというとこもありますね。福田が出たとこで凡退するかもしれないけど、けっこうみんな疑問を抱いたとは思う。とにかく決めなくてはいけない攻撃だった。


逆に10回のチャンスは伊藤康祐に功名の一打を期待した。この場面はまだ12回まであるという感じがあった。確かに福田の出番もアリだとは思ったけど、伏兵の一打が久しぶりに出るのではと思った。結果は残念だったけどまたチャンスあげてほしい。


さらに11回。今度は味谷に功名のチャンスが回ってきた。ここも三振。ここも福田が先ではと解説の伊東さんが疑問を抱いていた。


勢いのあるチームなら、伊藤や味谷が乗ってサヨナラということも。やはり若くフレッシュなスタイルにチェンジした中日なんだけど、経験不足もあるかもだけど、首脳陣もいい方向に導くことが上手くない感じがする。どこかで決めていればという試合だった。


石川は最後の野手として残っていたが、最後まで出番なし。石川を出せと思わないこともないが、あまりにもこれまでの打席が不甲斐ないために出場はならなかったのでは。昨日の悔しさ以上に悔しい思いだが、次やるしかない。でも今日は、どうせなら出してほしかった。持っているかどうか見ることができたはず。


明日からは日ハム戦。比較的よく似ている若手主体のチーム。相手がというより、中日自身、そんなに王道の野球ができるチームではない。そう簡単にはいかない戦いが続きそうだ。