夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

私的なドラゴンズ日本シリーズ戦記 2006年

2004年の日本シリーズを逸したのは痛かった。それでもドラゴンズは類まれなメンバーがそろいつつあった。一発を打てる4番として横浜からタイロンウッズを獲得。投手陣は強固。2005年は交流戦による失速が響き、阪神に優勝を明け渡す。2006年が来た。


この年はこれまでで最強だったかもしれない。どんどん2位以下を突き放していく。交流戦も前年の轍は踏まず勝ち越し。荒木、井端、福留は今の広島のタナキクマルに相当する威力。4番のウッズも大きいのを放つ。終盤には山本昌がノーヒットノーラン。食い下がる阪神を振り切った。万全のチームだ!そう思えた。優勝を決めた東京ドームで落合監督が涙する。今年は違う。これは強いチームだ。そう思えた。


日本シリーズの相手は、日本ハム。若きダルビッシュがいたが、いかんせんまだ若すぎる。そう思えた。新庄がいた。新庄かぁ。正直、笑っていた。その突拍子もない行動は阪神時代からで、なぜかMLBにも挑戦。持ってるものは凄いが、相手になるのかねェ。私は完全に見下していた。しかし日本ハムには主力小笠原、稲葉に続き、森本、金子、田中、投手に武田勝、武田久、抑えのマイケル。一見小粒に見えるがわりと芯のある選手がそろっていた。


第1戦ナゴヤドーム。ダルビッシュと川上。投手戦のなかに中日有利の試合展開。井端が見事に深い遊ゴロをさばく。川上―岩瀬の必勝リレーで勝利。ダルビッシュに土をつけた。どうよ!こんなもんだ。長らく日本シリーズの初戦に勝つことの無かった中日が珍しく勝った。これはスイープか。案外簡単に52年の壁を崩すかもしれない。


第2戦この日は先制されるも、得意のロースコアで投手戦が続く。リードして山本昌がこのまま岩瀬へ繋ぐだろう。7回まで来た。正直この試合は緊張感が結構あった。何か綱渡りをしているような。でも勝っているのでいつもの逃げ切りに移行できると踏んでいた。しかし・・・・7回粘る日本ハム。確か金子のタイムリーで逆転された。このシリーズなぜかここだったような気がする。ここで流れがガラッと変わる。この試合は負けたが、札幌で仕切り直しだとは思っていたが、日本ハムの新庄は決しておチャラけていない。かといって暗くなく、明るくチームを鼓舞しているような感じがした。何か似たような者に辛酸を嘗めたようなことを思い出した。そうや、長嶋さんや。かつて長嶋さんの明るさにやられたことがある。


落合監督が2007年終了後に”札幌に行ったら絶対に勝てない”それが山井から岩瀬に変えた理由の一つとも言われる。そうだった。ドラゴンズは2006年1勝1敗で札幌へ向かう。そして帰ってこれなかった。日本ハムは中日を上回る堅さで一気に札幌で3連勝。福留、ウッズはことごとく凡打。新庄はこのシリーズで何故か引退を表明する意向で、札幌はドラマチックに沸いていた。もうみんな新庄ばかり見ている。中日は、いいやられ役にされてしまった。新庄が最後の打席で涙を見せる。長嶋さん以上にメークドラマをするやつだ。私は最後のほうは見れなかった。万全の布陣で挑んだ落合監督が映し出された。その悔しそうな顔を私は見続けることができなかった。


52年の壁はさらに53年へと拡張されていった。日本シリーズ!またも私は寂しくも悔しい思いをさせられた。ああ、いつなんだ?もうどうでもいいか。ドラゴンズは何の呪縛にかかっているんだ。これは回を重ねるほど難しくなるな。ああ・・・