考えてみれば、先週からずっとビジターで試合している。そこを6戦して4勝2敗とは、近年見られなかった。ことに関東への遠征は極端に弱い印象があったが、昨年は鬼門の神宮を一旦克服した。今季はこれまた鬼門のマツダで遜色なく戦えている。残るはハマスタ。ここでは6戦6敗。来月2週目にそれを克服すべく反撃できるだろうか。

明日からもビジターで3戦。神宮のヤクルト戦。先発陣が整備されつつある。特に柳、福谷、大野、ロドリゲスは必勝でいけるのではないかという期待がある。リリーフは祖父江ー福ーマルチネスが鉄壁になりつつも祖父江がちょっと疲れたか・・・しかし、岡田が復調しつつある。他にも期待できる中継ぎがいるため、層は厚いほうだと思われる。打線はアルモンテの帰還、周平の打ち出の小槌、若手のお試し期間も一旦終息して、元来のレギュラー陣が調子を戻してきていると思われる。立浪を筆頭に中日の巻き返しがあるかもしれないという評論家も出てきている。立浪だけかな？

ヤクルトは当初、中日と同じく下位予想が堅かったチームではあるが、奮闘して一時は巨人に肉薄していた。ことに小川の調子がいいため、先発に決め手を持っている。また昨年まで何点リードしいても逆転されるリリーフ陣が整備され、今季は奮闘著しい。ヤクルトの試合を細かく見たわけではないけど、大西解説者がいうには、リリーフは頑張っているんだけど、かなり無理をしてここまで来ている。限界に近いかもしれないというのが現状らしい。昨年のヤクルト戦でも後半逆転という試合は中日も何度かあったように思う。明日からの神宮は去年のように打ち勝つことができるかもしれない。ただヤクルトのリリーフ陣がさらにタフネスな好投を続けるかもしれないので、去年のようにはなかなかいかないかもしれない。

明日の先発は小笠原。今の先発6人の中で、失礼ながら、一番心配な投手。皆、大野、福谷、もしくは松葉の奮闘で、俺も！と続こうとしている中、小笠原もそう思ってやってくれるだろうか？前回は初回から速球でおしたので、影響を受けていることを垣間見せたが、結局は相手に先手先手と攻め立てられた。でもこの辺を上手く切り抜ける、ちょっと老獪なところも小笠原にはあるんですよね。みんな速球、速球と小笠原をはやし立てるが、若いながら技巧と図太さみたいなもんはもともと持ち合わせている選手でもあるのだが・・・はたしてどうなるか・・・

ヤクルトは小川も山中も先週登板済みで出てこない。攻め時かもしれん。小笠原投手、水を差さないでくれ・・・