夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

補強なくとも現有底上げ

ちらちらと、中日補強なし!現有戦力の底上げが必要。というような記事を見かける。仰る通りですが、変に補強するより、ダメ元でいい感じがしますね。


もし、丸を獲っていたら、センター大島と歳も近い。レフトにどちらかが回っていたとは思う。ただこれ以上、左打者はあんまし要らないように思う。まあ、それ以前に獲るだけの資金はない。丸の地元でもないということであり得んかった話ですね。


金子を獲ったら。吉見との師弟コンビでなにやら良さそうな気もする。しかし、わからんが、金子は以前のような金子でもない。年齢層が高くなるので、必要なかったと思う。


しかし、西はちょっと欲しかったな。というのは中日には確実性のある先発がいない。西がやれるとも限らんが、前評判では中日に先発の柱ができたことになる。まあでも自前のエースを持ってこそなので、獲らなくて(獲れなくて)正解ってことで。


FAは成功か失敗か意外とはっきりしているかもしれませんね。中日は谷繁、和田というあたりが大成功だったと思われます。大野捕手は今季その実力を示してくれればいい。かつては川崎で失敗。金村なんかも成功とは言い難い。FA選手に普通ってのはあんましないようです。


そこで現有戦力底上げですが、2004年、落合さんが10%の底上げを称して、結果を残した。あの当時、中日はすでにアライバ、谷繁というセンターラインが確立されつつあった。加えて首位打者、長打力を誇る福留の存在。投手では川上、昌、野口など実績ある投手を持っており、目覚めさせればいいところまで行く戦力はあった。そしてそのようになった。


現在は・・・・野手は大島、平田。この二人がチームの核。目覚めれば周平、福田の長打力が大きな力になる。ただセンターラインは未だ確立されてはいないと思う。京田と根尾でアライバの代替えとなるかどうか今年では判断できない。捕手も未だレギュラーが確立されていない。この辺は今年も苦しむか、確立されるかわからないところだ。


投手に関しては、やはり軸がいない。松坂がいるじゃんでは済まない。そこまで求められないと言っていい。やはり大野と吉見で引っ張っていって、今季、若手の台頭を期待することを待つしかない。小笠原、笠原、藤嶋、柳。この中から2人。10勝以上もしくはそれに近い成績のものが出てきてくれないとどうにもならない。大野、吉見は10勝以上というよりも、年間を通して、引っ張ってくれるかどうかというところでしょうね。


当時と違うのは、外国人野手が強力だということ。ビシエドは首位打者。アルモンテはひ弱さと守備が気になるが、あの打点力があればかなり怖い打線にはなる。2004年当時はアレックスとリナレスだった。アレックスはいい選手だったが、外国人にしては打力に少し物足りなさがあった。リナレスはひどく中年の体をしていたが、かなり絞ってきてはいた。ただ年間を通してはほぼ活躍できずじまい。ただ短期決戦の強さを日本シリーズで発揮するなど、さすがなところもあった。


打線は当時より破壊力はあるかもしれない。それは昨季も実証したが、得点できるかどうかというところですね。


センターラインと投手力。この辺で当時のような決め手がないところが気になるが、当時のアライバもまだ完全に確立されていたわけではない。その辺で、今季それを形作るということが最大のミッションかもしれない。

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