昔はプロ野球を題材にした、漫画やアニメが多くあった。

巨人の星、侍ジャイアンツなどは巨人のV9時代が生み出した巨人に特化した作品ですね。巨人の星は私はあまり好きじゃない。ていうか、世代がちょっと上でね。内容も、結構、大人。どちらかというと、侍ジャイアンツのほうが、近い。ただ魔球が超人すぎる。でも当時はかっこいい！って思ってみてましたね。また、Ｖ9最後の年を描いている侍ジャイアンツ。どこか勝ちなれた巨人と衰退し始めた巨人の哀愁のような中で、肩破れな番場が現れるという爽快感もあった。

中日ドラゴンズは？といえば、実はアニメで１作、映画で１作あるんですよね。アニメのほうは女性の投手が主人公。星野監督がその才能をスカウトして、中日に入団させ、活躍するという内容だった。水島新司の野球狂の詩と、まあにているのですが、西武？をモデルにした球団の監督がその女性投手の親という設定でしたね。宿敵といえば、巨人ですが、作品の中では東京キャッツになってました。ネコかいな！って！かんじでしたが、この時代ころから、勝手にプロ野球球団の名前や選手を使用できない時代になってきたんでしょうかね。

映画作品のほうは、ミスターベースボール。MLBから、日本の地方球団へやってきた外国人選手の物語。内容はちょっと覚えてない。でも星野監督役、劇中では名前が違うとおもったが、それに高倉健さんを起用するという作品だった。感じとしては、ブラックレインっていう、同じく高倉健さんが出ている刑事ものの映画同様、堅物な日本人と自由気質なアメリカ人のぶつかり合いと友情のような感じです。

最近ではめっきり減った、プロ野球を題材とする漫画やアニメ、映画。さすがに水島新司さんももう歳をだし、むやみに現存の選手を出せなくなった。

プロ野球チームを描くとなると、主人公の周りには、少なくとも監督、他、レギュラー８人、10人のキャラは定番とする必要がある。相手チームも入れれば、膨大な数のキャラがでてくることになるので、難しいでしょうね。

でも、描きたいという志のある漫画家や映画監督がいるなら、硬いこと言わずにチーム名や、選手名を、できれば無償で使わせてやってもいいのかな。って感じます。そういう作品に憧れて野球する子って多いとは思うがなあ。