竜は立ち上がらない
名古屋に巨人を迎えての1戦目。両軍スミに点を挙げたままそのまま2-1で巨人の勝利に終わった。
大野はまたも好投したが勝ち星を得るどころか、黒星がついてしまう。バルデスシンドロームに陥っているな。いくら好投しようが打線と噛み合わない。大野を取り巻く選手はもちろん大野に勝ちを!と意気込んでくれているのだろうが、運も無かった。
初回、ビシエドの痛烈なセンターライナーが間を抜けていれば・・・直倫に一打でていれば・・・6回、直倫に一打出ていれば・・・・加藤の右中間が抜けていれば・・・・周平が怪我してなければ・・・平田が居たら・・・アルモンテがいたら・・・・あああもう、こんなんばっかや!
タラレバ大好きの私ですが、アンチ中日のホントのタラレバは悔しいね。まあでも、今の中日は何事にも一歩足りないチーム。上記の痛烈な当たりも、巨人の投手がいいコースへ投げているから、野手が取れる範囲にしか飛ばないということだろう。さすが巨人は強いってとこですね。鍵谷とかデラロサ、爆発寸前だが持ちこたえている澤村、田口など強力なリリーフ陣を保持している。中日は実力が無い。勝ちを手繰り寄せれない。
直倫はこのまま、引退するまで好機に打てないのだろうか・・・・絶対打てない。おそらく打てない。これはなんでだ?効果的なタイムリーとか効果的なホームランというのはある。でもここぞというとこで打ったところ見たことない。強いてあげればソフトバンク戦でバンデンハークから打った満塁ホーマーが一番シビレタいいとこだが、追いついてない。ただ善戦しただけ。でも打ってくれると信じてるから、信じてるから打ってくれ。ここぞという時に!
7回の大野の代打、亀澤。あの場面、巨人のちょっとした罠にひかっかった?イニング間のインターバルを利用した、亀澤コールの後の、投手田口への交代。最初から田口だったんだろとは思うが、昔、落合さんがこういう悪戯のような作戦をしていたような気がする。まさか、あの動けば罠にはまってくれた原さんにやられるとは・・・
私的には、今回は大野続投のため打席に入ったほうが、余裕を持てたような気がする。あそこで大野を下げると、7回で逆転するしかないという追い詰められた状況になる。案の定、生真面目な福田は回路を故障したような打席に・・・
なんか原監督の決して意表ではなくバレバレの采配にやられるとは。中日ドラゴンズは駆け引きが今はできない。自分で考えて何とかしてやるということもできない。みんな一生懸命だけど空回りしてしまう。悲しいとこだが、そういうチームに違いない。
ただ、まだ終わってねえよ。
あいにく、ウチ(中日ドラゴンズ)は成長段階でね。それが明日、爆発するかもしれないという、ちょこっと秘めたとこがある。なんせもう一歩だと思うのでね。
小笠原、梅津の若き戦士に期待する。
と不敵っぽく言っても、明日の夜また・・・・まだ終わりじゃねえっていってるんだろうなあ・・・