マツダでの広島戦。１－０で勝利。3試合連続完封で広島に3連勝。マツダでできるとは。これで貯金２としたのは2年ぶり。立浪政権一年目の出足は悪くは無かったんですよ。たしか貯金も３，４くらいまでしていた時が最初のころあったような気がする。今度は見失わないようにしてほしいね。

先発はメヒアで散発に抑え、7回まで零封。広島打線が今一つ調子が上がらないところで助かっているところもあるが、見事だ。8回勝野が松山にレフト線へ打たれ本塁で矢野をアウトにした連係プレーは守り勝つ野球の象徴になった。

立浪監督は守り勝つ野球を掲げているので落合野球の黄金期のような勝ち方を望む声も多い。あれは2010年、2011年のスタイルとは思う。でもあまり１－０とかばかりだと投手陣が疲弊するかもしれないので、本意は打線の活発化にあるとは思う。今は開幕したばかりなので投手陣が慣らしている段階でもあるかな。6月ごろになるとちょっと疲れも出てくるだろうね。それは野手とて同じだとは思う。二軍の状況から行くと、野手陣は若手が6月に交代できるよう二軍で実績を積んでほしい。投手陣は先発は交代交代で一、二軍を往来させることが可能だと思う。ただリリーフは今の一軍のメンバーでほぼ1シーズンうまくやりくりしないとならないかもしれない。なので先発陣はなるべくイニングを食って欲しい。

虎の子の1点は今日スタメン捕手の宇佐見がタイムリー2塁打。加藤匠馬があれだけ活躍したのだけど、何を思って宇佐見にしたんだ？って感じだったけど、これが当たったんだよね。こうなってくると立浪監督の眼力すごいじゃん！ってなってくるのだけど・・・それも先発は左腕の黒原だったしね。その左腕に正直手も足も出なかったんだけど、1点をもぎ取ったのは上林と宇佐見の左打者。

上林はここまでそれほど目立ってはいないのだけど、6番上林というのはなかなか相手にプレッシャーを与えているのではないだろうか？こちらから見ても嫌だろうなという感じがうかがえる感じがする。

まあ、元他球団の選手ということで、中日の野手が賑わっている部分はあるのだけど、そこはもう、プロ野球に入ってくる選手全て、もとは他球団他チームでと考えるか。石川、鵜飼、ブライト、岡林は二軍。周平は守備でかなりの貢献だけど打撃が急降下しているのが気になる。

火曜日からはハマスタで首位DeNAと2連戦。現段階での首位攻防戦になる。その差0.5。一瞬だけでも首位奪取を見てみたいですね。

今日は二軍もソフトバンクに逆転サヨナラ勝ち。ナゴヤ球場も満員だったらしい。一軍を凌ぐ快進撃ですからね。ただ昨日に続いて、相手の育成投手を全く打てない。成長株著しい若手投手ならいいのだけど、ちょっと打線は深刻かも。

二軍も週末にオリックスと首位攻防ができると面白いですね。