一度、奪首してみないか
広島に3連続完封勝利で単独2位に躍り出た中日。明日からは首位のDeNAと2連戦。明日勝てば一瞬かもしれないが首位になる。これはいつぶりか?わかんねえ・・・谷繁監督の時に一瞬なってなかったか?意外と最近なっているかもしれないけど。
開幕は2敗1分けでスタートしたため、例年のごとく不安がよぎったが、その後2カード続けて勝ち越し。
その原動力は投手力。ネットでもデータ的に与四球が少ないということがクローズアップされていた。ストライクゾーンで勝負しているということかもしれない。ただし、被安打は一番多い。ストライクを投げに行くだけに打たれてもいる。それをよく凌いでいるというところかもしれないですね。
キャンプから今中臨時コーチがストライクで勝負するよう指導をしていたようで、それが功を奏しているのかもしれないが、今中コーチがいたのは短い期間なので、大塚投手コーチや小田バッテリーコーチが基本的に頑張っているのでしょう。今中コーチもラジオで、僕はあくまで臨時なので既存のコーチを無視して指導はできないということも言っていたと思う。コーチ同士がコミュニケーションをとって選手に浸透させた感じがある。これはけっこう理想的ですね。
そして守備についても開幕戦でロドリゲスのエラー以来かな?確かあの致命的な8回の守備はエラーではないのですよね。その後の処理がエラーだったと思う。あれ以来ノーエラーらしいので、投手陣も多く助けられている。ここが被安打が多くとも抑えられる理由かもしれない。不安だった二遊間は田中幹也の存在。ロドリゲスも守りに関しては堅実にこなしているともいえる。村松も田中に負けてはいないと思える。そしてサード周平は滅法守備が上手い。一塁中田も守備には定評がある選手。二遊間は誰だ?ていう割に守備がきちっとしている。
打線は正直、貧打線には変わりないですね。ただ投手力、守備力がいいため、貧打なりにも得た得点が守り切り決勝点になるため、インパクトがある。なので一瞬、打線も好調なのではと思えてしまう。実はまったくの貧打。得点22、失点20ですからね、肉薄した状態だ。
いろいろあるなか、盗塁は1個しか記録がない。これは寂しいのだけど、シングルで二塁から生還したり、間を抜いて二塁打で得点するケースも見られる。
盗塁に関しては、三好がもうちょいできるとね。オープン戦ではちょくちょく走っていた。あと田中にも期待したいところだ。この辺が塁に出ないと、二人ともその時の打撃に一生懸命でなかなか盗塁は難しいかな。なにも盗塁だけではないのだけど、並みくらいはしてほしいですね。
あとは指導者陣。
立浪監督は迷走の気配があったけど、すぐに修正して今の打線は当面固定に近いかもしれない。昨日の宇佐見起用はドンピシャだった。
投手コーチの大塚さんは、目立ってはいないのだけど、頼れるコーチな雰囲気がある。投手成績がいいのもあるけど、マウンドへ行くのもいいタイミングしているのでは?
堂上直倫コーチは考案した2塁の牽制ですでに2つくらいアウトをとっている。守備がいいのも直倫コーチの力があるからかも。
いいとみんないいように思えてしまうので、ボロが出てくるのはこれからでしょう。
とにかく、明日はちょっと勝ちたいね。