開幕から11戦
開幕連敗で幕を開けた2024年中日ドラゴンズ。その後、現5連勝もあり7勝3敗1分けで首位に。まだ始まったばかりで本番はこれからだけど、戦いっぷりを見ていると今後も明るいのではと思えてくる。
飛ばないボールと強力投手陣。
今季ボールが飛ばないということをよく聞く。中田とか立浪監督も言っていた。フェンス手前でボールが急失速するとか。動画で見ると、神宮の開幕戦、最終回の満塁での中田の左中間の当たり。と先日のDeNA戦での細川のライトへの飛球。この2つボールが急降下しているように見えてしょうがない。意外なのは中日と同じくホームランの少ないチームだった阪神が早10本打っているのは?
こうなると投手力勝負でいかに先に点を取って逃げ切るかが大きくはなる。本来、中日のらしい勝ち方がこれを得意とするので、優位に働いていたりもするのかな?まあボールの秘密についてはこうですとも説明は無いので謎。
中田の獲得が功を奏していると思える。ホームランを期待する選手ではあるけど、本人もいっていたように打点に力を注いでくれているよね。どちらかというとベテランの上手いバッティングが目に付く。そして勝負強い。マークされ続けてきた打者だけにそれのかいくぐり方もできるということか。
田中幹也が本領発揮。実質1年目である田中だけど、これはやはり凄い選手だと。どうしても田中の身体の状態が心配なんだけど、そんな不安は一切見られない。守備と理想的な2番打者で繋いでくれている。
三好の踏ん張り。オープン戦終盤とシーズン始まりは不振だったが徐々に調子を取り戻している三好。DeNA戦の三好田中の出塁は凄かった。岡林が帰ってくるまでというより、このまま三好が一番でしょというとこに来ている。二軍の試合すら出てこない岡林はどうなってんだろうな?田中が脱臼で1年リハビリしたことに似ている感じがしてならない。同じくドラ2の津田も肩を痛めて離脱したが、二軍の試合に徐々に出ているので、もしかしたら夏頃いい方向になているかもしれない。
村松が成長した感じがする。村松はなんだかんだ昨年、ほぼ一軍にいた。この経験が今年大きいような気がする。田中との二遊間はなかなかいいぞ。そもそもひざを痛めていて昨年は実際のとこ苦しいシーズンだったとは思う。今年は回復しているようなので思う存分力を出してほしい。
周平の復活。野球はやっぱり守備だと改めて感じる周平の堅守。昨年の石川の守備では大いに泣かされた。それを是正しただけでだいぶ違うチーム状態となった。あとは打ってくれるかだな。一昨日の猛打賞はラッキーなヒットが多かったけど、いいきっかけになればいいけどね。
先発に勝ちがつく。昨年どんだけ先発陣が援護なく泣いてきたかを考えると、5連続で先発に勝ちがついたなんて奇跡だと思える。今年は先発の駒が多いので休み休み交代で投げていくように立浪監督もやっているみたいだ。いや大塚コーチが上手くしているのかな。大塚コーチはメンタルヘルスの資格もあるので勉強熱心な人だとは思う。
明日からは阪神をバンテリンに迎えての3連戦。チーム状態では上回っているとは思うので有利に戦えると思う。ただ何が起こるかわからないのはいつものペナントレース。1週間、いや1日でもガラッとチーム状態は変わることがあるので、この先はなんともわからんな。残り試合が132試合もあるからね。