ドラゴンズ戦記 セサル
2010年、メキシカンリーグから凄い奴が来る!首位打者で盗塁も40。
凄いのを獲ったね。でもメキシカンリーグって・・・・
そんな疑問と期待があったセサル。前年、藤井がよく頑張ったのに、怪我したからで遅れる。その代役かな?って思っていた。
オープン戦でも出場、打てねえ・・・・走って盗塁失敗ばかり。なんか変じゃない?
公式戦に入って、やはり打てねえ、走れねえ。それだけならまだしも、外野なのに守れねえ。なんやこの外国人。いやガイジンじゃ!と思った。
日に日になんでセサルを使うという批判が巻き起こった。落合さんは、なぜかセサルを庇うコメントが多かった。中でも、今は寒いから体が万全じゃない。可哀想に。とか。らしくないコメント。落合さん、マスコミやファンに嫌な思いさせて遊んでんのか?って思った時だった。
でもたまに、打ち出すセサル。意外とコアなファンもいたりするような感じがした。でもフェンスに激突して欠場、出てきてもまたいつものへま。ファンの怒りも頂点になっていた。以降、優勝争いの大事な時期には出てこなくなり、秋に退団。
なんだったの?ほんとに。森さんはいい外国人も連れてきたけど、なんやこれ!っていうのもいっぱい連れてきましたね。落合さんは森さんを庇っていたのかどうかは不明。
この年、中日はリーグ優勝をした。正直、阪神が失速したところもあったんだが・・・この頃のセリーグは、中日、巨人、阪神の3強。広島、横浜、ヤクルトは混迷していた時代だ。余裕があったのか、どうかはわからないが、優勝できるとは思えない年だった。
やっとセサルがいなくなったと思ったら、翌年、落合さんイチオシの外国人、グスマンがやってきて、ああああってことになった。でもグスマンは当時、最大の苦手だったヤクルト館山を得意としており、用心棒みたいな役目はした。
セサルもグスマンももう一年いたら、何がしか開花していたのかもと思うこともある。