アンダーソンと同じ時期に入団した、左のシュアなバッティングをする外国人、ライアル。

影が薄い感じがするが、なかなか勝負強かったイメージがあり、打点も多く稼いでいる。

日本に長くいれば、首位打者とか狙える選手だったのではないかと思う。来日前は3Aでも首位打者をとっている。

なんか息子さんが巨人にいたって？知らんかった。

ライアルはあまり写真も残って無いような感じですね。当時、新聞を思い出してみると、少し覚えていることがある。

確か、日本の梅雨の湿気について聞かれたところ、ライアルの出身地、オクラホマらしいんですけど、オクラホマ州のどっかの町だったと思うが、そこは凄い湿気の多い地域らしい。なのでライアルは日本の梅雨なんて、全然過ごしやすいと言っていたのが印象に残っている。

また、ライアルのスピリットのようなことも、少し覚えている。確か、自分は蛇のようにねちっこい性格だと。なかなか、自分をこんな風にいう人はいないと思う。

見た目は、髭を生やして金髪の白人だったと思うが、中日特有の優しそうな外国人に見えた。しかし、蛇発言以降、私は、ネチネチした人なのかなあって思ったりしました。

残念ながら、2年目は怪我で早々に戦列を離脱。そのまま退団となった。代わりに来たのが、今のパウエルコーチだった。

ところが、ここでもう一つ、ライアルの記事が思いだせる。退団に際し、契約で中日と揉めているということが記事にあったと思う。それこそ蛇のようにねちっこく交渉していたのだろうか？中スポにはライアルのことを”何てヤツだ！”と書かれていた。中スポが言ったわけでなく、球団の経営側が発した発言でした。

何があったのか覚えてはいないが、契約を途中で解約されたことにより、違約金かなにかを要求していたんだと思う。

こういうこともあってか、その後、ライアルのことは、まったくといっていいほど回想されてないと思う。

ただ、打撃はほんと頼れる外国人だったことは確かだった。