31試合　12勝15敗4分け。春先は相変わらず調子悪いみたいですね。要因は打線の不調と先発の不調にあったかな。

打線ですが、ガーバーの参入でちょっと変わってきた感じがする。ビシエドの前後に外国人打者が入るとビシエドが安定するというのはアルモンテの時も、そんな感じだった。中日打線が5点、6点とるにはビシエドが安定しないとできない。

先日の巨人戦で見せた、機動力重視の打線は良かった。ただ盗塁しろとか、神的な技をみせろというところでなく、スピードが上がる。ちょっと中日はのんびりした動きが多いというか、切り裂くような動きができてなかった。高松、滝野、根尾が入れば、成功失敗にかかわらずスピーディーな動きが見れる。これは先日の菅野のような投手には有効かもしれない。

若手登用は根尾、滝野、高松が開幕から引き続き、一軍に在籍。根尾の出場に偏ってしまったのは、根尾の実力を見てのことか、周りの指示に押されてなのか。まあどちらでもいい。3人とも3年余りプロの世界にいるので、出てきてもらっていいころなんだと思う。レギュラー陣も隙だらけで、当初、レフトしか空いてないという触れ込みだったレギュラー枠だが、いまとなっては平田が不調、阿部が不調でライトとセカンドも狙いどころとなってしまった。ひとつガーバーが占めるとして２つ。

おそらく石川昂はこの一年は、2軍の試合に出続ける感じで、終盤登場？かも。阿部の不調で、早期昇格でセカンドということもあるかもしれないが、ここにきて高松の存在が非常にクローズアップされつつある。高松はちょっと異質な感じを持っているため、もしかしたら、今からが高松の飛躍するタイミングかもしれないという感じがあるんですよね。正直、このまま使い続ければレギュラー奪取するかもという雰囲気がある。

投手力は先発が大野ー勝野ー福谷ー柳ー小笠原の5名はこのままだとは思う。福谷が今一つ調子が出ないが、多分、5月中には去年の福谷みたいになってくれるのではと思う。

大野はそろそろエンジンがかると思う。柳、小笠原は球数がどうしても多くなるがそれだけ慎重に丁寧に投げてくれていると思うので、5，6回で降板、できれば7回までいってくれればいいが、そういう状態でも白星を拾っていってほしい。勝ち星は当初を成長させると思う。勝野の3勝は今年は勝野が勝ち頭になるか？っていう予感をさせてくれる。

期待の新人。2軍でショートを守る土田はもともとセンスがある選手と思われるので、どっかで上がってくるかも。このまま二軍で地固めでもいいけどね。ただそれをも凌駕するような活躍ができてくるのではないか。投手の高橋宏斗も意外と早い段階で先発を行ったので、夏頃少し一軍でってのもいいかもしれない。

育成の山下斐は中日にはいないタイプのホームランを打てる打者みたいなので、支配下に早くなってほしい。