中日でも活躍した李鍾範（イ・ジョンボム）の息子、李政厚（イ・ジョンフ）選手がサンフランシスコジャイアンツへ入団。メジャーリーガーの道を歩むこととなった。

日本中が大谷のドジャース入りに注目。日本中の中日ファンが大谷が中日のユニフォーム着ていると勘違いしている昨今ですが、イ・ジョンフ選手はイ・ジョンボムが中日在籍時に日本の名古屋で出生した、なんとなく中日にも縁のある選手なんです。

ジョンボムは当時、韓国のイチローと言われ、鳴り物入りで中日入り。ショートで一番を打つ選手だった。守備は粗削りでエラーが多かったがめげないところが良かった。打撃はパンチ力もあり、巨人の中畑っぽい感じがあった。塁に出ると盗塁も決めて、自身でもうまくいけばシーズン70盗塁くらいできると言っていた。しかし阪神の川尻投手だったかな？から死球を受け、どっちかの肘のあたりを骨折。戦列を離脱した。あれが無ければ・・・と凄く残念だった。その後も中日で3年くらいプレーするがどうも精彩を欠いていた。韓国に戻って韓国リーグに復帰。2006年のWBCでは予選の日本戦で決勝タイムリーを放つなど印象深い選手となった。ジョンボムがこんなところに出てると驚いた。イチローが激怒し落胆したあの試合の決勝点を打ったのは韓国のイチローことイ・ジョンボムだった。

そのジョンボムの息子さんは韓国リーグでは無双状態の成績ですね。日本のしかも中日へくるのではないかとも言われていたが、まあ、来ないほうが良いよ。早いとこメジャーでいいとこ見せてくれればいい。ちょっと線が細い感じはあったけど、ここのところはプロらしい身体になって様な気がする。ジャイアンツなんて素晴らしい球団に入ることができましたね。大谷ととものMLBでは注目してみていきたい。

韓国のことをあげると、日本ではアンチ韓国の人も多い。逆に韓国はアンチ日本だからね。お互いあまり干渉せずいたほうが変な喧嘩をしなくて済むとは思う。だけど隣国で野球もサッカーも日韓戦だと燃えるものもあり、お互い切磋琢磨するにはいい相手がこんなに近くにいるのに、交流が今一つなのが残念だ。これはどうしようもない。できれば日本、韓国、台湾、そして中国も含めで野球の交流を深めてすそ野を広げられればいいのに。