ラジオで森野が中日の今季の内野陣について語っていました。

堂上直倫
本当なら、レギュラーでなくとも一軍の控えの最先鋒になるところ、今季は昨年のひじの手術の影響も有り、出遅れ気味のように感じられます。特に最近、見ないような感じなので、怪我の具合が芳しくないのかなと思ってしまいます。最終的には直倫が上がってくるというのが森野の見方のようです。

京田VS溝脇
多分、打撃で見ると京田より溝脇の方が打つというのが森野の見方。守備においては、おそらく京田のほうが上かもしれないが、溝脇も見劣りはしないと言われる。この春、溝脇は少ないチャンスをそこそこ活かしており期待も高まる。怖いのは怪我ですね。シーズンをフルに出場できるというのが京田のいいところであり、実績もある。ここが大きな差になっている。これまで溝脇もついに上がってきたか、活躍もしたかというところで怪我。ここなんだわね。

石川駿
守備的には2塁、1塁を守れて器用に見えるが、森野曰く、そんなに器用でもない。確かに、石川が守備で魅せたというのはあんまり聞かない。専ら打撃。固め打ちできる力も持つ。代打、途中出場などで打席に立つということで一番期待できるのが石川かもしれない。かなり暖まっていてブレイクするかと言うと、それはまた別問題という感じが続いている。少ないチャンスをものにするしかない。

石垣
多分、多くの中日ファンが結構、将来の大砲として期待を寄せている。ただ森野評だと、まだ一軍でというほどになっていないようだ。石垣もチャンスは少ない。それをもにするだけの確実性はまだ多分無いかもしれないですね。昨季と同様、2軍で実績作りつつ、たまの一軍昇格というところか。パッと開いたという感じじゃないんですよね。

根尾昴
内野守備もしているものの、出場機会を求めた外野での出場が求められている。このスタイルは今年からFAで楽天、ロッテへそれぞれ加入した、鈴木大地や福田の通ずるところもあるんだけど、根尾にはチームのリーダーになるというとこまで行ってもらわんと行かんしね。森野は一軍帯同で試合に出れないなら、二軍で試合に出し、一軍へ呼ばれるときは控えでなくてスタメン、レギュラーの位置に納めないといかんという評価らしい。これには爆発的飛躍がいるんだけど、17日の3安打がその足かせになるといいですね。ここまで来て、未だ一軍に置いとくべきか、二軍で試合に出続けるか、微妙な位置なんですよね。今の一軍レギュラー陣で狙うは左翼ではあるんですけどね。そこが本来の根尾の場所なのかどうか計りかねる。守備位置はともかく打撃が根尾選手の最大のアピールになるんですけど、そこもアベレージタイプか長打タイプかというところで計りかねるんだよなあ。

石川昂は一年目なので、と言いたいところだが、怪我からも復活し、すぐに結果を出していることから、やはりただものでないと思いたい。2軍で実績を積むのもいいのですが、それも早い段階でクリアしてきそうな感がある。そういう野手、いままで中日にいないので、中日も扱いなれていないというところのほうが気になる。