アルモンテ負傷退場。

鉄壁のリリーフが逆転を許す。

6回リード時点の連勝神話崩壊目前。

まあそううまくはいかんわな。そう思って街中を歩いていると、誰かが、中日が逆転したという声を上げた。全然知らない人だったが、”本当なん？”と聞いてしまった。ビシエド、ビシエドだよと言っていたが、高橋周平が逆転サヨナラ3ラン。

逆転サヨナラ3ラン。こんな勝ち方、最近記憶にない。まっさきに思い出すのが、落合さんの斎藤から打ったさよなら3ラン。山崎の優勝へ向けての3ラン。ここまでさかのぼるような気がする。近い過去にあったかもしれないけど、インパクト的には上記の２つに該当するほどのインパクトがある。

負けていて、スアレスから打ったというのは奇跡だ。スアレスは何気にうちのマルチネスより凄い成績ですからね。160キロも平然と出すセーブ王だ。

レフトへ打ったというのが凄い。左へ打てるというのが高橋周平の凄いところ。与田監督は本当はホームランもっと打てるんだけど、率のほうに向けた打撃をしているのでヒットの延長のような形でホームランがでるという。DAZNのアナウンサー小野塚さんはレフトへのホームランを見て高橋選手というのは力があるんですねえと。

このホームランが脳裏に焼き付いたファンもこれからは出てくるかもしれない。周平信者ってやつかな。誰か忘れたけど、近年、プロになった選手で周平と対戦したいというピッチャーがいたりした。周平選手の今後の活躍も必要だが、周平に憧れる人は多いかもしれない。

単独2位を守り、貯金3。しかも勢いが出そうなサヨナラ勝ち。こういうサヨナラが出ても、勢いがそれほどでないというのが最近のプロ野球チーム。昔だとちょっとの間でも連勝が続くもんだったけどなあなんて思ったりするけど、いい意味でも悪い意味でも切り替えが早いんでしょうね今の選手は。アルモンテの負傷により、守備は別段、アルモンテより腕の立つ人がいけるが、問題はバッティングですよね。最近の得点源はアルモンテ、もしくはアルモンテが起点となっていることが多かったように思う。これに匹敵または超えるという選手はそうはいない、2軍では福田が試合に出始めているので、昨年、秋ごろ暴れた3番福田ってのも期待したいところだ。遠藤、井領あたりに任せてもいいのだけど3番は打てない。福田が上がってこれないとなると、高橋周平3番というのが浮上してくるんだけど、5番のほうが心地よさそうなんですよね、3番になると逆に周平の打撃が落ちるのではないかという心配もある。

まあアルモンテが軽傷で来週くらいから復帰してくれれば。それに連続試合安打もまだ続けているので、なんとか軽傷であってほしいとこですね。