何故に、一歩踏み出せない
少なくとも、昨日は勝利、今日は引き分けていればという残念な2日間。
巨人の決死の一人一殺継投。原監督が決断しているのだろうが、桑田が出てくると、あの10.8を思い出す。あと一刺しで巨人も崩れるというところで桑田が立ちふさがった。
巨人のリリーフは個人個人はそこまで強力ではないが、平均的な投手陣。それを一点集中で抑えに来るということか。
それにしても打線はあと一歩踏み出せない。
下位打線の根尾が塁に出て、代走高松が盗塁を決め、石橋が歓喜の送りバント成功。
少なくとも同点というところで、大島がまさかの三振。次に控えるは武田。しかし福留はもう使っていた。他に誰が・・・誰もいなかったか?桂か?なら武田しかないよね。
そのまま京田というのもありなんだけど、もう絶対だめだみたいな雰囲気でもあったし。先日の猛打賞連続から一転、もとの京田になっちまったか・・・
私は、石橋を打たしたらどうだったんだろうと。結果、負けてからいうのも何なんですけど。
賭けてみるということもいいかもしれないと思ったんですけどね。ペナントレースの流れの中で、思いもよらぬという時が来るときもあると思うんですよね。長年、そういった光景を見たことが無い。根尾の満塁ホームランなどはいつかは出るだろうというものだったが、こいつが打ったんか!っていう場面が時にはあってもいいと思うんですよね。
おそらく打たせて凡打のほうが確率は高いので、当然の送りバントなんだろうけど、その後、大島が返したとしても同点。そのあと大島はランナーにいるだろうが、仕切り直しになってしまう。時間がかかってしまう。送りバントの時点ですでに相手が考える時間ができてしまったような気がする。並行して大島にも考える時間ができてしまったかもしれない。
石橋が長打、一気呵成に攻め立てる。このスピードが必要かもしれない。もしかしたら・・・高校通算57本の石橋のパンチ力がゲームを決めることがあったかも・・・
踏み出すには。何も考える時間を作らず、本能のまま突破しなくてはならない時もあると思う。中日の攻撃、敷いてはセリーグの攻撃は考えすぎちゃって、押しているのに押し返される時間を与えてしまうところに難点があるのかもと考えたりします。
与田監督含めベンチはこれまで見る通り、組織的な野球は下手だ。もうみんなぶっ飛ばせっていうサインで行っちゃいな!そうすと淡泊になるけどね・・・
なんとなく今日の負けは絶望感があるのですが、勢いとしては押し返してきたところもあるので、明日は接戦になる前に決めてやろうじゃないか。
接戦になった時は、チャンスの時はもう何も考えず、イケイケドンドン恐竜打線で頼むよ~~