夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

野球狂、水島さん

ドカベンなどの作者、水島新司さんがお亡くなりになられましたね。ドカベン、一球さん、野球狂の詩など多くの野球に関する作品は私もよく見ていました。ご冥福をお祈りいたします。


上記3作が私が特に見た作品。他の男どあほう甲子園や球道くんとかはちょっと知らないのですよね。かなりコアな作品ではなかったかと思います。一般的にはドカベン。ドカベンもかなり長くやってましたね。私は高校野球時代の40巻くらいまでが限界でした。明訓高校が弁慶高校に敗れる衝撃の40巻。ここまででした。大甲子園とかプロ野球編とかもあったんですが、ちょっとついていけなかった。プロ野球編では多分、プロ野球界から勝手に選手を描かないように規制が入って、そんなにかけなかったのではないかな?野球狂の詩のように誰でも描けるのであれば、面白い作品になったかもしれない。でも上記で明訓が敗れた大会で、坂田三吉の通天閣打法が全国を制したというのは、なんか面白かった。


一球さんはコミカルな感じを含む作品だったんですが、これが一番好きでした。あのスーパーな一球さんのプレーは、なんか真似したくなる感じでした。弁強高校との試合でみせた、ホップステップジュアンプと言いながら滑り込むのはいつかやってみたいと思っていた。そんなに人気はなかったかもしれないですけど、巨人を揶揄した巨人学園が野球エリート校から一球さんの入部により泥臭い野球を行うようになり、最大の弱点だった勝負弱さに打ち勝つ。しかし甲子園で待っていたのは史上最強の藤村兄弟率いる南波高校。最後は一球さん一人で試合しているような感じになり、それがなんか悲しくもアリ、爽やかでもアリという感じの作品でした。


野球狂の詩は野球漬けの水島作品の中でも、大人の世界を描いた感じで、アニメの放送も当時としては珍しく20時から1時間というドラマ待遇でしたね。これはなかなかの作品でしたよ。東京メッツの火浦の物語や、初の女性投手、水原勇気の話。岩田鉄五郎さんの引退試合で600球くらい投げて50点くらいとられる試合、そして最後は、俺は引退する!今年は!っていって現役続行という破天荒なところもあった。漫画の中で特に気にいっていたのが、万年最下位の大洋に突如現れた強打者。すべての打席でホームランを打つくらいの勢いの前に立ちはだかる岩田鉄五郎。これは面白かった。モビーゴットという題名だったと思う。その強打者は私生活でも神のような力を発揮して・・・・鉄五郎の魂のストレートが・・・
あとは、メッツ買いますっていう題名の話。よれよれのお爺さんがメッツを買いたいとメッツのオーナーに差し出した大金は!なんと!みたいな。


いろいろ思い出深い。私の野球を見る目とともに、人格形成にまで影響を及ぼしてくれたと思っています。


ありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する