22試合を消化して12勝10敗と２つの貯金できている中日。これはよくやっている。しかしまだ4月が終わっていない段階なので、何とも言えないところもある。交流戦手前でとりあえずどうなっているかですね。

中日の誇る投手力は先週は打ち込まれることが多かった。よって防御率もだいぶ下げてしまった。特に大野、柳が打たれるとチーム的に沈んでしまう。それでも若手の元気に救われたような感じがあった先週。若手起用はこういうところに相乗効果をもたらすと思う。ベテランで凝り固まるとスロースターターが多いと思うのでもっとどんよりしているはずですね。そういう意味では大島の首位打者は素晴らしい。

打線は一時セリーグトップの打率迄登り詰めていた。しかしシューメーカーに完全試合目前まで追い込まれたり、DENAのロメロを苦手にしていたり、ヤクルトのサイスニードにもやられている。まあ彼らを得意としているという球団もないとは思うけど、これら外国人投手をなんとか打ち崩すことも課題ですかね。広島の森下、巨人の赤星と苦手意識のあった投手を攻略したのはなかなかだったが、どうも球審が同じ人で際どい所をボール判定してくれたことからそれぞれの投手を攻略できたような感じもあるようです。ただそれは中日も同じで、この前の菅野の時もあまりにも外角なのにストライクを取られるので、どうしようもなく外角に逃げるスライダーをみんな振りに行っていて打てなかったような気がする。まあこの辺はお互い様ということで・・・

得失点差はなんとか+１ですね。あれだけプラスだったのにヤクルト戦、巨人戦の大量失点で使い果たしたようです。得失点差はサッカーではないので、失点のほうが多くても勝てていることはあります。でもおかしいですよね。失点方が多くてなんて。どこかチーム状態がおかしい状態だとは思う。まあ2011年の中日みたいに妖怪の落合監督がやってるならいいかもしれないけど。なのでなるべく得失点はプラスで推移してほしいと思います。

最近、密かに高橋周平待望論が出てきている。それもこれもビシエドの不調が響いている。周平が戻ったらどうなるか。二軍ではサードを守っていることから、もしかすると石川が下がるのではないかということまで出てきている。ここまで石川を起用し続けベンチということは無いとは思うけど、たとえセカンドに周平が入ったとして阿部ちゃんどうするの？レフト？じゃあアリエルは？とか悩ましくなってくる。鵜飼、岡林も混ぜて、使いたい選手がたくさんいるということは嬉しいところだ。あとは郡司あたりも近々上がってくるのではないでしょうか。郡司は捕手で起用してもいいとは思うのですけどね。まあとりあえずはレフトで打力でアピールとは思うけど。石橋が次世代としてかわいがられてはいるけど、郡司はわりと考えれて捕手らしい捕手ではないかなと思っているので。

明日からはマツダに続き天然球場の甲子園。多分、雨で1，2試合流れるかもしれないけど、なんでか最近、苦手球場になってしまったよね。ネットでは大野とか松葉、高橋宏斗が甲子園のすばらしさを上げていたけど、ここは勝ちたいな。阪神も落ち着きつつあるようなので、先のバンテリンのようにはいかないと思う。打線は鵜飼、石川はホームラン狙ってほしい。