これはばっちり重盗を決めたというわけでなく、結果的に決勝点の記録が重盗になった試合だった。

４－４で迎えた9回。一死1，3塁。木下がスリーバントスクイズ敢行！スクイズをよんだ阪神バッテリーがウェストしたかに見えたが、岩崎の投げた球が捕手が捕球できるよりはるか上に。3塁から三好ホームインだった。スクイズのため1，3塁のランナーはスタートを切る。ワイルドピッチだが盗塁を敢行したことになった。木下は3バント失敗の三振だが空振りしてるので振り逃げ、結果、ランナーは盗塁成功になった。あんな暴投は久々に見た。岩崎はここのところ勤続疲労からか抑えを失敗することが多いようだ。土田が岩崎からセンター前に打ち返したのを見て、これはいつもの岩崎でないなという確信があった。

京セラでの阪神戦。3連勝です！

この3連戦、阪神はコロナの影響で戦力ダウンしていることは、前回の阪神とDENAの試合で明白だった。中日も多くの戦力を欠いた状態ではあるけど、有利に試合を進めれるなというとこで、大島がコロナ陽性。痛すぎるだろ！という3連戦だった。しかし大島の代役、後藤俊太がオリックス時代の地元、京セラでそんなに目立たないけど大島の代わりを十分務めた。今日は自身も左中間を破る2点タイムリーを放ち、お立ち台にも上った。

それと土田が昨日から得点のキーマンになっていた。これが今日も機能した感じだ。土田にはわくわく感がある。京田にはなかなかこれが見れなかった。京田の場合、3年くらいなんの期待もできないような打席が続いた。ここがやはりちょっと信頼できないところでもある。

土田はこの3連戦、好守も見せて、さらに目立っているが、二塁の石垣も無難な守備を続けた。石垣がもうちょい打ててほしい。ただ続けて起用されているので、立浪監督も守備は認めているかもしれない。

先発は二軍で結果を出した橋本。左腕に苦手意識が強いとみられる阪神打線を抑えていくが、5回勝利投手権利獲得寸前、3ランを被弾。うーーーん。持ってないなと言われそうだ。次回も見たいけどね。

今日はほんと良く勝ったよ。流れ的には逆転にもってかれるとこだった。ビジターで勝つ。この課題に立ち向かった中日。よくやったよ！