東京ドームでの巨人戦。０－６の完封負け。また完封負けか。今季21度目らしい。

巨人先発菅野はここのところ勝てず苦しんでいた。なのに今日に限って頑張っちゃうのかよ。というか老練なピッチング。若手主体となった中日打線は手玉に取られた感じですかね。こういう時、大島がいてくれればと思った試合だった。大島がいてもとは言われるが、やはり相手からすると嫌な打者だ。駆け引きもできるだろう。他には若さで一気に弱ったベテラン投手を押しまくるという手もあるが、今日は上手さに負けたな。

勝野は勝利を掴めないままだったが、根尾くんはリリーフ登板。中田、岡本を連続三振にきってとった。ここのところ調子がイマイチのような感じだったが、154キロを出すなど躍動感にあふれていた。ただやはり敗戦処理という状態だったことには変わりない。中田、岡本も真っ向勝負はしてくれているとは思うが、やはり根底にこの試合はリードしているからという安心感の下で対戦している。今日のように敵の主軸を封じいるでもいいのだけど、次のステップが見たい。なんとか接戦で抑える根尾投手を見てみたいものだ。ただ甘くないということかもしれない。それに根尾よりも中継ぎで経験豊かな投手もいる以上、それを押しのけてというのも難しいのかもしれない。でも今に位置は何なのか？と思うと。根尾が出てくると、東京ドームでさえ大歓声がおきる。敵味方関係なく。まるで最後の切り札が出てきたかのように。なんとかこの多くの期待を満たしてくれる場面を根尾くんにもと思う。

この3連戦は上位進出を狙うのに大事な戦いであるのに、それが解っているのか？って意見もあるようだけど、長期的展望で動くことが難しい中、若手がいい仕事をするかどうかに賭けている。もとより当たって砕けろみたいなとこもあるので、あまり目くじら立ててしまうのもね。

まだこのカードは2試合ある。それが終わっても30試合あまりある。そんなこと言ってると、終わっちゃった！となるだろうけどね。まあ、それでもいいじゃない。