里崎チャンネルで中日のドラフトについて、里崎さんは素晴らしいと評価をしてくれてました。弱点補強ができているということだった。先日、ネットでは、評論家もそうかな？中日のドラフトを低評価。その点は私も大砲を獲れと思っていたので、最初は、あまり知らない顔ぶれを獲っちまったと思っていたが、一人一人の選手はとても期待できる選手だとわかると、ドラフトは成功と思えた。里崎さんも言っていたが、この選手たちが5年後、10年後どうなるかが問題であって、ドラフトで指名されたことが最後ではないということだとは思う。

その里崎さん、中日の弱さも指摘していた。年齢層が空洞化しているということだった。

野手陣に25歳あたりから30歳あたりのレギュラー選手が、いないということだった。これは過去のドラフトの失敗とも。今この年齢に該当する選手はいるのだけど層が薄い。該当は高橋周平、溝脇ぐらいかな。背負っているといえばそうだけど、安定していない。対して、今季、急激に25歳以下の選手が力を出してきた。これまでの中日にはあまり見れなかった現象だ。落合さんの時代はレギュラーが固定されていた。ベテランばかりの起用とは言われていたが、チャンスは若手にも与えられていた。それをものにできなかった。思い切って我慢して起用するということはあまりなかったが、直倫などは井端が怪我した時、けっこうな期間起用され続けた。それをものにできなかったということもあった。まあでも堂上兄弟は、ともに出場したりともにヒーローインタビューなどもあった。使い続けてほしかったなあ。

私も27歳あたりの選手がレギュラーを張れば優勝も狙えると思っていた。大島、平田、福田、あたりが27歳から30歳でレギュラーを務めた年もあったので、この時がチャンスではあったのだけど、やりきれなかった。谷繁さんいわく、勝てるレギュラーになれなかった世代ともいえる。

問題はここから先ですね。岡林、石川、鵜飼、ブライト、福元。そこに加えて今回のドラフトで入団した、村松、田中、浜ら。このあたりが27歳から28、29歳になるまで、5年から7年。まだそれほどかかるのか。それと同時にバランスのいいドラフトも必要だ。あの社会人ドラフトと言われた年。即戦力でありながらレギュラーになれなかった。あのドラフトが意外と痛い年だった。星野さんんが一度ドラフトを間違えると5年遅れをとると言っていた。案外、直撃したかもしれないですね。まあそれから年月も経ち。それこそ5年は経ったはず。徐々に高校生も獲得してなんとか空洞化のバランスを持ち直しつつあるとは思うのだけどなあ。