夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

今季のドラ

今シーズンここまで19試合で11勝8敗で3位に入っている中日。まずは下馬評を覆していますね。下馬評は補強やキャンプ、オープン戦を見ての評価でしょうから、確かに中日は低いでしょうね。結局、補強はほぼできていないという理由で最下位予想が多かった。しかし特にオープン戦終盤頃には、リリーフ陣をパターン化させて自信を持たせてきた。それがそのまま開幕後の好調なリリーフ陣にもつながったことは大きかった。


控えが代打であれ、代走であれ出場していい結果を出している。これは飼い殺しを無くすためかなということもあったが、まあ、それもあるとは思うのですが、もともと今、控えに回っている、遠藤、井領あたりはそれなりに力があるし、年齢も30歳になりつつあるので、控えというには中堅の年齢だ。先日、平田が手首を痛めて休めたのも遠藤がいつでもスタメンで出れるおかげだと思う。外野の層が薄いと言われた中日だったが、もともと持っている選手層をお披露目してなかったのでインパクトが薄い状態だったがかもしれない。


内野では選手は競争している状態で、直倫、阿部を今日どっち使おうかなぁと選べるくらい充実しつつある。この2人はどこでも内野なら守れるので、京田、周平が不測の事態に陥っても代替えでスタメンを張れるし、2人とも今季は全然違う好調さを維持できている。


捕手は近年、人数はいるのだがレギュラーになれないという状態だったが、加藤がカンフル剤的に開幕からがんばり、噂の肩も本物。新鮮な選手が出てきたという点で今季今のところNO1の評価だろう。週末からは松井雅人が昇格して一旦加藤を休ませるような感じもある。大野奨太は本来、最もレギュラーに近いのだが、存在感と安心感でとてもいい存在なのではないでしょうかね。捕手は激務なのでシーズン通して出れるほど体力がある選手はなかなかいない。しかしこの3捕手をうまくローテーションさせていくのもいいのではないですかね。100試合以上の出場に拘ることも無い。


選手中心だが、首脳陣もうまく選手を起用して、昨年までの拙攻、リリーフ陣の崩壊をなんとか修正できているような気がする。阿波野コーチがマウンドに結構、行ってくれるのはいいことだと思います。落合時代のように選手は大人ではない。内野陣も周平、京田など若い選手のため、正直、自分のことで精いっぱいなところもある。現段階では癒しや落ち着きを取り戻すため首脳陣の誰かが声をかけたり、マウンドに行ったりすることが必要だと思う。


この先、確かに疲れは心配ですが、これだけいろいろな選手が回転してくれれば、疲れも分散できるのかなと思います。それも首脳陣の考えだとすると、もしかして一番疲れているのはベンチの首脳陣かなとも思ったりする。

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