久々に野球中継を見る時間があったので、今日のオープン戦初戦をテレビで見てました。

前半はレギュラー級の激突。後半は交代選手でというような形だった。

前半はDENAが圧勝というところ。DENAの打者の振りの鋭さが目立った。すでに準備できているかのような感じ。打線もやはり怖いですね。中日の先発吉見は昨年、その前もかな、際どいコースで勝負するがストライクを取ってもらえず苦しい投球に陥ることがあった。今回はあえてストライクゾーンへ投げてみることを試していたようだ。強力で今出来上がっている状態のDENAはなかなか抑えるのは難しいが、4安打を浴びながら2回1失点で抑える。

2番手笠原もあえてチェンジアップを使わず、カット主体で挑んだ。しかしホームランを叩き込まれ、制球も乱してしまい3回4失点。アップアップにも見えた。チェンジアップを温存しているが、それはストレートの威力を維持するためなのか、一辺倒をさけるためなのか。とにかく苦しんでいた。

ロメロが3番手登板。2回を抑えた。初めて見たが、将剛速球というイメージでもなく、球が重そうですね。気になったのがマウンドでの仕草。なんか落ち着きが無いように見えるが大丈夫だろうか。

権藤さんが一番褒めていた、山井は落ち着いていた。加減を知っているというか、さすがベテラン。

9回のロドリゲスも投げっぷりの良さを権藤さんは褒めていたが、ランナーを出してからドタバタになり足でかき回されたあげく神里に完璧な2ランを打たれる。足を上げてから降ろすまでの時間がある投球。モーションが大きいため走られる。クイックモーションもやったが、権藤さんは走られてからやってもしょうがないと辛口のコメント。

打線は、前半、DENA投手継投、バリオス、エスコバ―、パットンといったところも、結構出来上がっており、今の段階では打てねえなありゃ・・・
後半追いすがる。最低限の仕事の犠牲フライも打てたが、今日は打たれても打ち返すというところまでは行かなかった。最終回でトドメをさされたのが痛かった。

加藤拓馬が先発マスク。盗塁２つを刺した。DENAも試してきたのかもしれないが、加藤バズーカが出ましたね。打撃でもセンターへタイムリーを打つなど、結果を残す。対して後半マスクの大野は盗塁を許す。ロドリゲスがモーションを読まれているのもあったが、その送球に一抹の不安がある。もしかしたら肘の状態が良くないのでは？と思えるような送球だった。

全体的にラミレス監督のDENAは割り切った選手起用。行くとこは行くというような感じで強そうに見えたな。オープン戦だがマウンドに全員集まったり、先発で期待の飯塚が打たれながらも最後三振にきったところで、投手交代させるなど、割り切った中にも思いやりありみたいな采配だったかな。権藤さんはマウンドに集まるのは投手を不安にさせると批判的ではあった。

オープン戦初戦ながら、公式戦さながらの場面も見え面白かった。ちょっと力の差があるようにも思う。中日ドラゴンズ、今だ去年のまま・・・・か

パリ五輪では野球ソフトは外されるということになりましたね。

野球はマイナースポーツ。ってことも無いと思うんですけどね。もっとマイナーなスポーツが五輪の競技になっている。しかし試合時間の長さ、野球の根付いていない国に新規に野球場を建設するのは難しい。

フランスならサッカー場もそれなりに大きな施設ではあるが、五輪以外でも、プロ、アマのサッカーが使用できる。フランスに野球場を作ってもあまり需要が無いかもしれませんね。フランスの野球チームもプロはあるのかどうか知りませんけど、いくつかはあるのでしょう。しかし盛んではない。

欧州でもバルセロナ、アテネは五輪の時、野球を取り入れた。しかしアテネ五輪で使用された野球場は今や草ボーボーで、どうしたん？てちうほど整備されていない。やはり使い手が居て、商売ができて整備できる金が無いとだめですね。

ロンドンで開催されるかもと言われる、MLBの試合ではサッカー場を野球場に（一時的？）変更して行うというようなことも聞いたことがあります。なんせロンドンも野球ソフトを外しましたからね。ちゃんと集客できる野球場は無いのでしょうね。

しかし、その次の五輪はロサンゼルス。野球ソフトは入ると思われる。本場ですし。

野球の原型とも言われるクリケットも五輪ではみない。あの競技もやる国が偏っているし、競技時間が長い。なんでも3タイプくらいの競技スタイルがあり、長くて5日。短くて3時間を費やすらしい。

野球の競技時間を短縮するには。回数を減らす。例えば7回までとか5回までとか。これをやってしまうと野球じゃねえ！って意見は多いと思います。でも国際的な裾野を広げるため、毎回開催されるならこれでもいいのかも・・・・

根尾選手は今年、非凡な結果を残すと、来年の東京五輪への出場は可能かもしれません。8年後、26歳でもいいとは思いますが、果たして・・・

中日は北京五輪で痛い目に逢っており、拒絶反応があるかもしれませんが、どんどん国際舞台に出場してほしい。

ハンファとの練習試合、勝利しました。まあ、勝ち負けはどうでもいいか？

阿知羅が先発で2回パーフェクト。ワインドアップの効果なのでしょうか、いい投球が続いてますね。自身も言ってますが、ランナーを置いてのセット時の投球が問題のようですね。今年は阿知羅も怪我無くここまで来ているので、一軍でも見てみたいですね。

石川翔も2回を無失点に抑えたようです。満塁のピンチを併殺で切り抜けたりしたようです。石川は現在、一軍にいますが、今日は場数を踏むためかな？練習試合に参加したようです。

この2人。もしシーズン中一軍へ上がったとして、最初から先発で行くのか、リリーフをさせるのか。現在、又吉、福谷が先発転向の方向なので、リリーフに誰が入るというのは常に不安材料。佐藤、祖父江、鈴木博、岡田、ロドリゲス、田島。いるのはいるなあ・・・・田島が元来の調子を出せるかと言えば、まだわからない。岡田はもう心配ないのだろうか？この辺も微妙なのかな？

2人とも谷間でもいいので、先発が見てみたい。

打者では阿部選手が2ランホームラン。代打だな・・・右の代打。この辺も中日の課題ではあるんですよね。

他、滝野2安打、伊藤康3安打と若手外野陣も打っている。この2人は近い将来、1番から3番の打順を狙える素材だとは思う。

ここまで2軍や若手がいかにも育っているようには見えるが、ここからなんだようなあ。そろそろ週末のオープン戦からレギュラーメンバーが出てくるので、それを押しのけるほどの力があるのかどうか。